それまでの世界記録はの「ディープシー・スペシャル」が打ち立てたものだ。米海軍大尉のドン・ウォルシュとスイスの海洋学者ジャック・ピカールがこの時計を携え、小型の深海潜水艇「トリエステ」で水深10,916mに到達したのは1960年のことだった。そしてこの記録は19年に、海底探検家のヴィクター・ヴェスコヴォの指揮するリミティング・ファクターによって12m更新されている。
HAMILTON / ハミルトン
[アメリカン クラシック スピリット オブ リバティ オートクロノ]
大海原を渡るチャレンジ精神を継ぐ
縦2つ目のクロノグラフのダイヤルデザインは、かつて製作していたマリンクロノメーターからインスピレーションを得ている。ムーブメントには、60時間駆動のCal.H-21を採用。5連ブレスレットの仕上げも上々で、コスパは極めて高い。
MONTBLANC / モンブラン
[モンブラン 1858 モノプッシャー クロノグラフ]
機構も意匠も古典を極めるモノプッシャークロノ
外周にベージュのトラックを置くダイヤルは、傘下に置くミネルバ社が1930年代に製作したモデルからの引用。針とインデックスに軍用時計の面影を残す2つ目は、見るからにクラシカルである。リューズ同軸の1つのボタンで操作するクロノグラフ機構は、マニア好み。
OMEGA / オメガ
[スピードマスター ムーンウォッチ 321 ステンレススティール]
真のムーンウォッチが現代に蘇る
NASAのアポロ計画で月面に降り立ったスピードマスターが搭載していたCal.321が昨年、復活。手巻きクロノグラフの名機が、待望のSSケースに搭載された。その外観は、アポロ計画で使われた第3世代を規範とし、ダイヤル12時位置のロゴも旧タイプを使用する。一方、ベゼルは現代的なセラミックで耐傷性を高めた。
実験チームは時計をマリアナ海溝の底にそのまま放置するか、再び潜って回収するかという難しい選択を迫られた。スーパーコピー 優良サイトヴェスコヴォは後者を選択したものの、条件が整うまで待機を余儀なくされたことから、時計は地球で最も深い場所に2日半もとどまることになったのである。
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